仕事のできる人というのはしっかりとした戦略的アプローチができます。
ですが多くの人が戦略ではなく、戦術を伸ばそうとしがちです。
今回は成果を出すための戦略的アプローチについてお伝えします。
ビジネスにおける戦略的アプローチ「課題を見極める力」とは
株式会社即決営業、営業コンサルタントの豆田です。
突然ですが、あなたにとって仕事がデキる人とは、どんな人ですか?
事務処理能力が高い人でしょうか。
それとも、テキパキとよく動く人でしょうか。
実は、どちらも回答としては不十分です。
事務処理能力や機敏な動作、タイピングの早さといったものはすべて戦術です。
確かに戦術は立派なスキルであり、仕事を進めるうえで
大事な要素であることは疑いようがありません。
しかし、実は仕事がデキる人ほど戦術ではなく戦略に長けています。
ビジネスにおける戦略とは、
「結局、何を解決すればいいのか?」という
「課題を見極める力」です。
せっかく戦術が磨かれていても戦略的なアプローチができていなければ、
あなたの仕事はいつまでたっても評価されないままかもしれません。
そこで今回の記事はビジネスにおける戦略的アプローチ
「課題を見極める力」についてお伝えします。
今回の記事をご覧いただければ、
あなたの仕事が間違いなくスピードアップするだけでなく、
大きな成果を出して会社からも高く評価されるでしょう。
仕事が早く終わるから、毎日定時で帰って
プライベートを充実させることも思いのままです。
それでは、さっそくみていきましょう!
ビジネスにおける戦略的アプローチ「課題を見極める力」の重要さ
まず「課題を見極める力」というものが
いかに重要であるかについて解説します。
真冬の寒い日に暖房が効いた温かい部屋の中で
雪見だいふくを食べたら幸せな気持ちになれそうな気がしませんか?
雪見だいふくはアイスでありながら、
真夏の炎天下で公園のベンチに座って冷たさを感じながら食べるというより、
むしろ、こたつに入って窓の外をちらつく雪を眺めながら
もちもち感を楽しみつつ食べるというイメージが強くありませんか?
実は「雪見だいふく=冬」というイメージを私たち消費者に抱かせたのは、
すべて雪見だいふくを生み出したロッテの「戦略」です。
有名なお菓子メーカーのロッテですが、
アイス市場への参入は遅く、雪印乳業、明治乳業、森永乳業が
御三家として君臨する中、後発でアイス事業をスタートしました。
日本を代表する乳製品メーカーが活躍するアイス市場で、
後発のロッテが売上を伸ばすことは至難の業です。
正攻法で戦っても、御三家には絶対にかなわないと
ロッテの社員もよく分かっていました。
そこで「アイスは夏に食べるもの」という世間の常識を覆す
「冬に売れる、しかも日本人向けのアイスを作る」という
破天荒な課題を設定しました。
そして数々の試行錯誤の末、
現在の「雪見だいふく」を完成させたのです。
商品名やパッケージ、テレビCMなど、
あらゆる媒体で「冬」のイメージを前面に押し出す
ロッテの戦略は大成功しました。
今や雪見だいふくは幅広い年層のファンを獲得するアイスの定番商品でしょう。
まさに「課題を見極める力」が発揮された
素晴らしい事例と言えるのではないでしょうか?
「でも、課題を見極めるってそんな急にできるものなの?」と
不安になってしまう人もいるかと思います。
でも、大丈夫です。
今回は、そんなあなたのために「課題を見極める」ために
押さえるべき重要なポイントを3つご紹介します。
課題を見極めるために押さえるべきポイント①問題の本質を考える
1つ目のポイントは「問題の本質を考えること」です。
「本質を考える」とは、
「この課題を解決したら大きな成果を出せるのか?」を自分に問うてみることです。
例えば、先ほどのロッテの例でいえば、
「冬に売れるアイスを作れば大きな成果を生み出せるのか?」と
考えてみることになります。
当時「冬に売れるアイス」という市場は競合のいないブルーオーシャンでした。
成功すれば、ロッテは冬のアイス市場で一人勝ちできます。
間違いなく、大きな成果と言えるでしょう。
課題を見極めるために押さえるべきポイント②仮説を立てる
2つ目は「仮説を立てること」です。
突然ですが、あなたは森から抜け出そうとするとき、
どうやって進む方向を決めますか?
①枝を倒して、枝の先が向いた方に歩く
②勘で進む
③小鳥に聞いてみる
この中のどれかを選んだ人は、森で遭難することが確定しました。
では、あなたの手に方位磁石が握られていたらどうですか?
当然、方位磁石を使うでしょう。
実は、仕事も同じです。
仕事をするうえでは「仮説」こそが方位磁石の役目を担っています。
ロッテの事例に置き換えると
ロッテの事例でいくと、
夏に売れるアイスは御三家が強すぎて厳しい。
ならば、冬に売れるアイスを作れば御三家に勝てるはず。
「雪」をイメージした商品なら冬に売り出せるだろう。
幅広い年層の日本人が食べている「餅」をアイスと掛け合わせれば
より日本人向けの商品になり、しかも、年代を問わず人気が出るのでは?
という仮説のもとに分析・検証を行い、
商品の開発に踏み切ったということです。
「仮説」を立てずに仕事をするのは、
方位磁石を持たずに森から抜け出そうとするようなものです。
自分が何を解決するためには目の前の仕事をしているのか、
途中で見失わないために「仮説」は必要不可欠なのです。
課題を見極めるために押さえるべきポイント③答え合わせができること
3つ目は「答え合わせができること」です。
模範解答がある課題を設定しなければ、
いくら仮説を立てて分析・検証をしても
添削のしようがなく、意味がありません。
分かりやすくいうと、読書感想文や道徳の問題みたいに
人それぞれの正解があるような課題ではなく、
計算問題のような正解がはっきり判断できる課題を設定しようということです。
世の中の成功者はみな課題を見極めることに
長けた人であり、例外はありません。
課題を見極める力とはスキルであり、鍛えれば必ず身に付けることができます。
ビジネスマンなら全員が身に付けるべきです。
自ら考え、課題を見極めることができれば、
能動的で質の高い仕事ができるようになります。
そして、今までよりずっと短時間で大きな成果を出せるようになるのです。
普段生活する中で何か困ったことがあれば、
「そもそも、どうしてこのような問題が起こっているのか?」と
立ち止まって考えてみてください。
「そもそも論」を習慣にすると、本質をとらえた思考が
自然とできるようになります。
また、課題と仮説はセットにして
「言葉」にすることを強くおすすめします。
課題を曖昧なイメージに留めず、はっきりと言葉にすることで、
より理解を深めることができるからです。
さあ、いかがですか?
今回の記事では
「生産性の高い人、仕事がデキる人は課題を見極める力を持っている」
という話をしました。
何をするにも仮説を立てて検証すれば、
情報に振り回されて途中で混乱するリスクを回避できます。
限られた時間で大きな成果を出す人が例外なく習得しているスキルです。
あなたも今日から仕事に取り組むときは、
「上司に言われたから」ではなく、
「なぜ、この仕事があるのか?」と、根っこの部分に着目し、
自分なりの「仮説」を立てて取り組みましょう。
きっと今までよりもずっと、いつもの仕事が面白く感じられます。
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