あなたは営業成績の向上に必要なものは何だと思いますか?
それは「営業スキルの習得」です。
しかし、ただ闇雲に頑張っても中々スキルは身につきません。
そこで、スキル習得までの過程を5段階に分けて、
即決営業の乾が解説します。ぜひ、最後までご覧ください!
みなさま、どうもこんにちは。
株式会社即決営業 人情派の乾です。
本日は「能力開発の5段階」について、
お伝えさせていただきます。
「スキルアップ」
「リスキリング」
最近よく耳にしますよね。
政治家の方々が、リスキリングを国としてやっていこう
みたいな話になっていますね。
日本って
「すごい鉱物が採れる」
「石油がいっぱい湧いてくる」
など、上記のような資源があんまりなくて
結局「日本の資源は人」という結論だとか。
なので「人材に投資して、1人あたりのGDPを上げていく」
って考えですね。
それがいわゆる国力になって、いい循環が生まれるという流れです。
いろんな分野のスキルアップが注目されてるなか、
営業マンもスキルアップが必須になりました。
しかし、
「スキルアップしましょうね」
「意識高く技術を上げていきましょうね」など
こんな漠然とした考えでは、いつまでもスキルは上がりません。
そこで「技術習得までに5段階ある」
ということを今から皆さんにお伝えしますね。
能力開発の5段階①技術や能力を「知る」「わかる」
技術を身につけて行く過程の5段階中
レベル1が「知る」
レベル2が「わかる」
この2つをまとめて解説していきます。
「知る」と「わかる」って少し似てますけど、明確に違います。
まず「知る」というのは
名前・単語を知ってる、聞いたことあるというレベルです。
要するに「詳しくはわかってない」という状況ですね。
ただ、その技術の名前を知るだけでは当然使いものになりません。
なので、技術の内容を理解することが大事なんです。
これが「分かる」という状態です。
例えば、野球のボールを投げるポイントの1つに
肘の使い方があります。
「肘はこう使って投げれば、速く投げられる」
このポイントが分かるかどうかで球速に差がでます。
営業もまさにそうなんですよ。
営業技術は無数にありますけど、
上手・下手を分けるポイントが必ずあります。
商談の入り方からクロージングまで
ポイントを理解してから行動してくださいね。
能力開発の5段階②「やる」「できる」
次の段階が「やる」と「できる」です。
レベル3の「やる」は「意識してやる」なんですよ。
「この仕事はこういう目的があるからすごい大事」
「で、ポイントは○○。ここが分かっていれば
全然成果が違うから、理解したら任せる」って感じで進めます。
なぜなら、
「こういう仕事やからやってな」
って言われてやる仕事は結局「やらされる」なんですよ。
まぁ、残念ながら素晴らしい成果は出ないでしょう。
目的がちゃんとわかったら
自分でも「大事やな」って部下も理解できます。
目的が理解できた状態であれば
「やる」のレベルまで自分で上げることができますね。
「よし、じゃあやってみよう」
「こういうトーク覚えた、やってみよう」
上記のように、自発的に動く状態を自分で作れるかどうかを
判断基準にしてください。
では、レベル4の「できる」というのは
「無意識でできる」かどうかです。
意識してるか無意識にできてるかの
違いが、レベル3とレベル4の差になります。
要するに「できる」状態は意識なんかしてません。
「勝手にそのトークが使えてるよ」って感じなんですよ。
技術って「1回できたから終わり」じゃないんですよね。
無意識にできるようになるまで
何度も練習せんとダメっていうのが大事なポイントです。
無意識レベルにできるようになれば緊張することもなくなります。
だって、歯を磨くときに緊張しないですよね?
自分の実力がいつでも発揮できる状態で
商談ができれば勝手に成果も上がります。
ぜひ、無意識レベルまで自分のスキルを
磨き続けてください!
能力開発の5段階③「教えられる」
そして、この「できる」になり、結果も手に入れた先の話です。
成果を何倍にもさせる方法が
レベル5の「教えられる」なんですよ。
ここまできたら、あなたはマネージャークラスに近いはず。
なので、自分ができることを部下に共有していく必要があります。
ただ、世間には自分ができないのに
「こういう技術があるからね」って教える上司もいます。
自分ができないことを教えて部下ができるなんて、
ほぼありえないんですよね。
ですから、自分ができたうえで教えるのは必須なんです。
そして、教えられるレベルになったときに
大事なポイントがあるんですよ。
それが「初心をわすれないこと」です。
何だってそうですけど、
いきなり初心者がプロのレベルになることはないわけなんですよ。
最初は誰でも上手くいかんし、真似しても
全然上手くいかないですよね。
それを何度も練習してようやく上手くなります。
ですから「下手な自分を忘れちゃいかんよ」ってことなんですね。
なぜこれが大事かと言えば、部下に教えるときに必要だからです。
できてなかった時期の自分を忘れると、
失敗する部下を見て「なんでこいつできへんねやろ」
って思うわけなんですよ。
これは大きな勘違いですよね。
自分はできるから
「いや、こうやったらええやん」
って浅い理解でアドバイスをしてしまいます。
僕もマネージャークラスになったときに
一番つまずいたのが、ここです。
私も心の中では
「何回言ったらわかるん?」
って、はっきりと言葉にはしませんけど、
やっぱり心のなかでは思いました。
指導者が
「何回聞くねん」
「お前何回やってもできへんな」
言葉に出さなくてもこういうのが伝われば、
そら部下はビビりますよね…。
一度関係が悪化すると、聞かなアカンことでも
「あの上司また怒られるんじゃないか」
と不安で聞けなくなりますよね。
すると、萎縮(いしゅく)して
結局、必要なことが聞かれへんから
何も上手くならないわけですよ。
これが組織において、とても悪循環なんですよ。
私も営業歴は長いですから、
伸びる組織と伸びない組織もいっぱい見てます。
そして、伸びる組織の上司は根気強いですね。
初心を忘れずに、
「何度も聞いてね」
「いきなりできることないから、一緒に頑張ろう」
と、言えるマネージャーの方が組織は伸びます。
レベル5の教える段階で
「初心忘るべからず」
「自分もできなかった」これを絶対忘れちゃいけない
ということを大事に覚えておきましょう。
マネージャーになっても部署内の売上を伸ばすのが
仕事ですからね。
ということで「能力開発の5段階」
についての説明でした。
以上まとめますと、
能力や技術習得には5段階あります。
レベル1
まずは「知る」。
レベル2「わかる」。
ちゃんと「目的」と「ポイント」これが理解できれば
次はレベル3です。
「やりましょうね」と言って、終わりじゃないですよ。
レベル4「できる」。
「無意識でできる」にできるようになるまで
何度も何度も現場で実践してください。
そしてマネージャーの立場が多いであろう
レベル5「教えられる」です。
ポイントは「初心忘るべからず」ですからね。
自分ができなかったことを思い出して
部下にも根気強く何度も指導していきましょう
ということでした。
ほんとに成功はね、特別なものじゃないんです。
こういう技術の集合体なだけですから、
必ず誰でも成功できます。
これからも一緒に頑張って勉強していきましょう。
以上、株式会社即決営業 人情派の乾でした!
どうもありがとうございました。
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