営業は身だしなみひとつで結果が変わります。
どのような理由があるのでしょうか?
今回は営業の身だしなみによる相手への印象を交え
身だしなみの基本ルールを男性・女性別にお伝えします。
営業の身だしなみで結果が変わる
株式会社即決営業人情派の乾です。
今回の記事は営業の身だしなみについてお伝えします。
なぜ、営業の身だしなみについてお伝えするかというと、
この身だしなみで損をしている人が、かなり多いと思っています。
売れる商品も、身だしなみひとつで売れなくなってしまうものなのです。
身だしなみひとつで営業の結果が変わる理由としまして、
営業というのは、たくさんの初めましてがある仕事です。
ずっと同じルートを回る、ルート営業ももちろんありますが、
多く方は新規開拓や、販路拡大にかかわっているはずです。
よって、初対面の営業が多いはずであり、初対面こそ身だしなみということです。
身だしなみはマイナス査定
まず、身だしなみで分かっておいてほしいことが1つあります。
身だしなみはプラス査定ではなく、マイナス査定である、ということです。
どういうことかというと、これはみなさんも同じで、
人は初対面の時、品定めしている感じなのです。
なので、良い点より、欠点を探すものです。
また、友達同士の初対面ではなく、営業としての初対面なので、
お客さんからすると、どんな人なのかな?という興味ではなく、
品定めをされていると思っておいてください。
よって、身だしなみの基本は、マイナスを作らないということです。
清潔感があり、感じよく思ってもらうことが身だしなみです。
その上、身だしなみとオシャレも違うと分かっておいてください。
身だしなみはマイナスを作らない、清潔感を感じてもらうことですが、
オシャレは単なる自己満足です。
この違いをしっかり心得ておいてください。
営業の身だしなみは何を本位にすべき?
営業において、何を本位にしているかで、はっきりと数字が出ます。
三流は何本位か、それは自分本位です。
いわゆる自己満足です。
自分がこう思ったからや、自分だったらこうするや、自分はこの服が好きなどです。
これらの考えは、もちろん三流です。
みなさんもお客さんの立場で、
営業から契約欲しいので契約してほしいなどと言われたら
何、この人?となるでしょう。
そして、二流は相手本位です。
もちろん相手の為にというのは、営業で大事な考え方ですが、
残念ながら二流です。
もちろん、相手の立場に立って考えることは、とても重要です。
ただ、相手の立場に立って、相手がこういう格好が好きだから、などは
初対面の人で分からないのです。
また、営業でも相手の為にが一番だと、相手に言うべき一言が言えなくなります。
絶対にした方がいいのに、これ以上は嫌われるかもしれないや
相手が不快に思うかもしれないなどが出てしまって、
しっかりとした強い訴求ができないのです。
みなさんは、お医者さんが子どもがこんなにも泣いているから、
今日は注射はやめましょうと言うお医者さんのことはどう思いますか?
それでも注射をするのが医者でしょうし、
嫌われてでも相手の為に動いてあげるのが営業です。
ただ多くの営業マンが、相手の為という理由で
注射ができない営業マンが多いです。
よって、一流が何本位か。
これは「効果本位」です。
ビジネスにおいての正解は、「効果本位」だと覚えておいてください。
効果が出れば、正解です。
効果が出なければ、それは間違いです。
この一点なのです。
なので、営業現場でも
もちろん、身だしなみもこの効果の一点で考えるということです。
営業の身だしなみはオシャレではなく「効果本位」
よって、オシャレをしても効果的ではありません。
それはプライベートですればいいだけです。
仕事は仕事本位、「効果本位」で考えられる人が売れる人です。
なので、身だしなみは「効果本位」でマイナスを作らず、
清潔感のある感じの良さを目指すと覚えておいてください。
では、具体的に男性・女性で分けて、身だしなみについてお伝えします。
営業の効果で考える男性の身だしなみ
まず、男性の身だしなみです。
頭から足元まで、説明していきますので参考にしてください。
男性の身だしなみ〜髪型〜
髪型は、おでこをはっきり出すことです。
最近は、本当にオシャレな男性が多く、格好いいと思います。
ただ、おでこが出てなければ営業マンとしてはダメです。
理由として、心理学的におでこが見えるということは、誠実の表れなのです。
例えば、政治家でおでこが隠れている政治家はまずいません。
選挙ポスターなどをよく見てみてください。
ほぼ100%おでこがはっきり出ています。
よって、しっかりおでこを出し、誠実さを伝えるということです。
また、髪が長すぎるのもダメです。
理由は清潔感が無いからです。
また、営業が動くたびに髪の毛が動いて、はっきりいって見苦しいです。
そこで、何度も髪を直す流れというのは、とにかく見苦しいです。
相手ははっきりと口には出しません。
口には出しませんが、何この人?と思っているものです。
よって、髪が長いのは効果的ではありません。
また、髪が長い人ほど「いや~気にしないっすけどね」と言いますが、
最大公約数から見たときに、その長い髪が気にならないというのは少数派です。
効果的ではありません。
よって、自分の考えではなく、効果で考えましょう。
男性の身だしなみ〜肌〜
次に肌の話になりますが、肌が脂ぎっているのもダメです。
汗をかくのはいいのです。熱意に見えます。
ただ、脂ぎっているのは清潔感がありません。
対策として、現場前は脂取り紙などを使用し、
しっかりと落としてから、現場に臨むのが最低限の準備です。
男性の身だしなみ〜手先〜
次に手先の話になりますが、爪です。
必ず1週間に一回は切りましょう。
営業が手を使って説明をすることは多く、名刺交換でもまず爪が目に入ります。
よって、常に短い爪をキープしてください。
目安は週に1回は爪を切りましょう。
自分的に考え、まだいいかなという自分本位の決定をしてはいけません。
最低でも週に1回は切りましょう。
爪が長いだけで、だらしない印象であり不潔です。
不潔だけは、絶対に避けてください。
不潔だけは、どれだけいい商談をしても、生理的に受け付けないものです。
気を付けてください。
男性の身だしなみ〜服装〜
続いて服装です。
まずスーツの色です。
世界のスタンダードは何色でしょう。
これは紺色です。
紺色が営業マンのスタンダードであり、それ以外は考えない方が効果的です。
唯一、許せるとするとグレーです。
グレーは、人を引き立てるという色彩心理学がありますが、
それでも、あまりおすすめしません。
理由は、紺色一択であってほしいからです。
色彩心理学でいう紺色は、
意思や誠意を伝えるという意味があるので、営業マンは紺色を選んでください。
事実、私も紺色以外は営業現場では絶対に着ません。
これは「営業マンはお願いするな!」の著者でもあり、
私自身、最も尊敬する営業マンの一人、加賀田晃先生がおおっしゃっている言葉で、
営業マンは
一に紺
二に紺
三四も紺で
五も紺
仕方なしで、六にグレー
という言葉があります。
私もそれを聞いて納得し、今でも紺色以外は着ません。
そして、柄は無地で、ストライプもいりません。
要するに、営業マンのスーツは紺色の無地が絶対的な正解です。
最も誠実で、清潔感があり、また相手からのマイナスも受けません。
よって、無地の紺色を選んでください。
この話をすると、一度僕の生徒で一人、
「ウチの会社の先輩がストライプで自分の着たいスーツを着てナンバー1なんです」という
生徒がいましたが、言い切れることが、
その方が無地の紺色のスーツにすれば、もっと売り上げが上がります。
言い切れるのは、それだけです。
タバコを吸っていて、お酒も飲んでいても長生きできている人がいる。
その人がタバコもやめて、お酒もやめて節制したら、もっと長生きするだけです。
もちろん個性が重要視される時代ですから、
個性というものは素晴らしいです。
僕自身も尊重します。
ただ営業やビジネスにおいて、個性やキャラは、全く重要ではありません。
結果を出すのに必要なのは技術です。
自分本位ではなく、効果本位で考える技術が大事です。
また、黒は略礼服など、フォーマルな時に着るものです。
絶対に避けてください。
是非スーツは無地の紺を選んでください。
さらに、基本的なことですが、
スーツのポケットには、何もいれてはいけません。
胸ポケットも同じくです。
スーツのポケットは飾りです。
スーツのポケットは、何かを入れるものではありませんし、
入れることによって、形が崩れてしまいます。
また胸ポケットにペンを刺すのもNGです。
男性の身だしなみ〜ネクタイ〜
そして、ネクタイも紺です。
やはり紺が清潔感があります。
長さはちょうどベルトにかかるくらいです。
短いとみっともなく見えてしまうので、長さが決まるまで何度でも結びなおしてください。
ネクタイの太さは、ボタンどめの幅くらいがきれいに見えます。
男性の身だしなみ〜シャツ〜
そして、シャツは白です。
白が最も清潔感があり、マイナスを作りません。
今はオシャレなシャツが売られていますし、着たい気持ちも分かります。
おそらくオシャレなシャツの方が格好いいでしょう。
ただ、それはデートの場で着てください。
営業現場では営業本位で、白を選んでください。
ボタンも飾りも何もいりません。
しっかりアイロンをかけて、シワなどはないように気を付けましょう。
男性の身だしなみ〜足元〜
そして靴です。
靴は黒一択です。
黒がビジネスシューズです。
茶色はビジネスシューズではありません。タウンシューズです。
また、ストレートチップが1番いいでしょう。
飾りなどはいりません。
シンプルな黒が1番誠実さが感じられ、清潔感があります。
さらに、しっかり毎日靴を磨いてください。
シンプルな黒がきれいに磨かれているというだけで、あなたの誠実さを示してくれます。
また、できる人ほど足元を見ます。
しっかり磨きましょう。
靴下も無地の黒か紺です。
赤や白はやめてください。
ビジネスマンとして、誠実さが感じられないと思われてしまいます。
アパレル関係の方ですといいでしょうが、営業マンにとっては効果的ではありません。
男性の身だしなみ〜装飾品〜
また、アクセサリーや装飾品もつけず、つけるのは時計くらいです。
ピアスやブレスレット、何かパワーストーンのようなものを
じゃらじゃらとつけている人がいます。
はっきりと言います。
みっともないです。相手にもみっともないと思われています。
つけたいのであれば、プライベートでつけましょう。
仕事であれば、やはりバカにされてしまいます。
小物に関しまして、やはり名刺入れも黒がいいです。
さらに、シンプルな無地がベストです。
オシャレをしようとしないのが1番です。
男性の身だしなみに関しては、以上です。
地味と思われる方が多いと思いますが、効果で考えてください。
地味にいきつくのが営業ですが、分かってほしいのは、
営業マンは服装や見た目で語るのではありません。
技術で語るのが営業マンです。
是非、自分がオシャレになろうとするよりも、技術を磨くことに専念してください。
営業の効果で考える女性の身だしなみ
続いて女性の身だしなみです。
女性は、エステサロンなどで働くのと、営業とは違います。
基本的に男性と同じく、オシャレはしない方がいいです。
効果で考えてください。
オシャレは是非営業以外の時に楽しんでください。
女性の身だしなみ〜服装〜
まず、女性の服装の色は黒が効果的です。
女性の黒は映え、とても強く頼りになるイメージが作られます。
紺でもOKです。
女性は黒か紺で選ぶとOKでしょう。
女性の身だしなみ〜シャツ〜
シャツは白がいいです。
薄いピンクや水色などがありますが、地味と感じても
清潔感がある白、またパリッとした白がいいです。
少しよれてきたと感じるシャツは避けるべきです。
女性の身だしなみ〜装飾品〜
装飾品はつけるとしても、1つくらいにしてください。
また、派手な装飾品はNGであり、1番はつけないことです。
つけていて反感を買うか、好感を持つかは分からないものです。
1番はマイナスを作らない、何も装飾品はつけないが1番賢い選択です。
女性の身だしなみ〜髪型〜
髪は束ねるのが、絶対にいいです。
髪がたらされていると、商談中に何度も髪が落ち、見苦しいです。
髪を留めるのはいいです。
例として、キャビンアテンダントの方など、
しっかり前も後ろも留めてい流のを見ると、凛としていてとても感じがいいでしょう。
よって、髪は留めて商談中に見苦しくならないようにしてください。
女性に関しては、たくさんの考えがあるのも承知です。
ですが、基本はマイナスを作らない。
これが最も効果的であり、自分を鏡で見たときにマイナスがないかを
しっかり確認をして現場に臨んでください。
営業の身だしなみは効果で考えマイナスを作らない
結果が出る効果的な身だしなみは
「効果で考える」「マイナスを作らない」です。
かなりの情報量がありましたが、早速自分で身だしなみの確認をしてくださいね!
成功は技術の集合体です!
必ずだれでも成功できます!
頑張ってくださいね!
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