即決コラム

やめてよかったこと5選

営業をしていて、皆さんは効率よく働けていますか?

稼ぎたい額を稼げていますか?

そのためには何かをやるより、やめた方がいいのです。

今回はやめてよかったことをお伝えします。

やめてよかったこととは

 

株式会社即決営業、人情派の乾です。

今回の記事はやめてよかったことについてお伝えしたいと思います。

やめてよかったことは、すごい効果的かつ効率的だと思っているのです。

 

理由は、私は18歳からずっとフルコミッション、

いわゆる完全歩合でやってきて、

なんとまさかの20年目になって、

今年ももちろん個人事業主としてフルコミッションで、

自分の稼ぎたい額を稼ごうと思っているのです。

 

はっきりとは言えないですが、毎年めちゃくちゃ稼いでいます。

額はちょっとマジメな話で、税務署の方とか見ていたら怖いので、

明言はするつもりはないのですが、まあざっくりですが、

私1人でいわゆる大人10人分くらいは稼ぎます。

 

かといって、朝から晩まで血反吐はいて働くタイプでは全くございません。

旅行が好きなので、家族旅行が1番の楽しみです。

去年も、ハワイに10日間行ったり、年末年始は1週間沖縄で過ごしたり、

ゴルフも楽しんだりと社内では有名だと思いますが、

弊社即決営業はフルコミッション集団ですが、

間違いなく1番働いていない人間です。

 

自覚もしていますが、ただ、稼ぎます。

これは、もちろん営業という技術を

磨きに磨いたというのもあります。

 

それとともに間違いなく、やめたことがたくさんあるのです。

そこで、今振り返るとやめてよかったなと思うことが、

営業人生においてもめちゃくちゃ良かったのです。

なぜならコスパが良いからです。

 

どういうことかと言いますと、

やった方がいいことをやるよりも、

やめた方がいいことをやめる方が、

断然コスパがいいのです。

 

例えば、ダイエットがまさにそうで、

痩せるために、ジムに行って運動をするのは、

しんどいじゃないですか。

それよりも、太ることをやめた方が良いのです。

 

暴飲暴食をしないとか、不規則な生活をしないとか、

カロリーの高いものばかりを食べるのをやめるなどです。

こういうことの方が、運動とか良いことをするよりも、

断然簡単で楽なので、効果的で効率的なのです。

 

そういった意味で、私はよこしまな考えで申し訳ないのですが、

あまり働きたくないのです。

血反吐なんか吐きたくないのです。

無理はしたくないのです。

ですから、何をしない方がいいのかをいっぱい考えて、

やったらいけないことをやめてきた営業人生でもあると思っています。

 

ですから、それを振り返って、

これはやめてよかったなと実感していることをお伝えします。

ちょっと振り返っていたらもうめちゃくちゃだったのです。

そんな中でも、この5つだけはやめたら

絶対にいいということをお伝えしていきます。

 

もしこの記事を見て、営業は楽をするものではないと、

血反吐はいて人の2倍働くんや!みたいな私と全く正反対の考えの方は、

恐らくこの記事は向いていないと思いますので、

ここで終わっておいてください。

 

やめてよかったこと①一喜一憂

 

やめてよかったこと1つ目は「一喜一憂」です。

振り返ったら、やめてよかったことベスト3に絶対入ります。

一喜一憂すること、漢字の通りです。

なにかあったら喜んで、何かあったら悲しんだりするということです。

もう今日からはやめてください。

 

これは営業ならではかもしれませんが、

営業はやはり成果が出るのです。

まあわかりやすく言うと数字です。

これが示されるわけなのです。

 

そこで、今日は契約が取れた。 

やったー!

今日は契約がとれへんかった。

うわ…。

あいつに勝ってる。

よっしゃ!

あいつに抜かれた…。

キャンセルが来た…。

みたいな。

 

もうこれは絶対にやめましょう。

心が持たないので、長続きはまずしません。

それで営業というのはやっていてわかるのですが、1年勝負なのです。

1年間通して数字を作り続ける仕事なのです。

そのための1か月があって、そのための1週間があり、そのための今日なのです。

 

なので、営業は毎日毎日色々な問題が起きる仕事です。

同じ1日は1日たりとてないわけです。

これは営業をやっていたら、みなさん実感されているはずです。

 

そしてそんなことを、365日もやっていたらしんどいので絶対に続きません。

メンタルがやられて、もう最悪うつとかになってもおかしくないでしょう。

そこで、これは私も肝に銘じていることが、

人間万事塞翁が馬、という言葉です。

この言葉を知って、本当によかったなと思っています。

 

中国のことわざですが、

簡単にいいますと、中国の戦争時代に翁ですね、

おじいちゃんがいて、馬を飼っているのですが、

この馬がある日逃げてしまうのです。

じゃあ近所の人が、それは災難だったねというのです。

かわいそうだねというのです。

 

ただ、おじいちゃんは、

いや、これは災難ではなく、良いことが起こるかもしれないと言うのです。

周りの人は意味がわからないのです。

そこで、ちょっとしたら、なんとその逃げ出した馬が、

たくさんの馬を引き連れて帰ってきて、

おじいちゃんの家は、めちゃラッキーということが起きるのです。

 

すると近所の人は、

「おじいちゃんラッキーやね!めっちゃうらやましい!良かったやん!」

と言うのです。

 

するとおじいちゃんは、

これは良いことではなく、災難かもしれないというのです。

周りの人は、とうとうこいつおかしなったんかという感じなんでしょう。

喜んだらええやんという感じなんでしょう。

 

そうすると、このおじいちゃんの息子が、

馬に乗っていたら、落馬して骨折してしまうのです。

災難ですよね。

自分の子どもが、骨折してしまうわけですから。

 

すると、また周りの人は、災難だったね。

かわいそうにねというのですが、そうです。

おじいちゃんは、いやこれは災難ちゃうでと、

めちゃええことが、起きるかもしれないというのです。

おじいちゃんは、ぶれないです。

 

そしたらこの村のすぐ近くで、激しい戦争が始まってしまって、

軍だけでは足りなくて、なんと一般の若い衆が

たくさん駆り出されてしまうのです。

ただこの息子さんは、足を骨折していたから、

使い物にならないということで、

戦争に駆り出されなかったのです。

 

これによって、生き延びたおじいちゃんと子どもさんは、

平和に暮らしましたとさという話なのです。

 

これが一喜一憂してはダメだよという教訓なのです。

人間万事塞翁が馬です。

 

営業も一緒で、今日は契約が取れた、取れなかった。

色々あると思います。

ただ長い目で見て下さい。

1年を通してしっかりと、結果を出したらいいのです。

 

必ずやるべきことをやっていたら、1年で結果はついてきます。

それにも関わらず、一喜一憂してしまうから

心の波を、自分で作ってしまうのです。

数字の波を作ってしまうのです。

 

ですので、良いことや悪いことが、たくさん起きます。

ただそれに対して、もう一喜一憂しないでください。

これをやめるだけでも、営業に対しての考え方が変わります。

 

やるべきことをやるのが、営業の仕事です。

契約が取れたら、粛々と次の契約に向かってください。

契約が取れなかったら、そうはいっても悔しいですから、

1回爆発させてください。

 

クソ!って大きな声を出してまあ次いこう!

笑顔を作って次にいきましょう。

それが心の安定になります。

ですから、やめた方がいいことです。

 

やめてよかったこと②他人の不幸を願う

 

やめてよかったこと2つ目は「他人の不幸を願う」です。

これは私だけの話になって、

みなさんは、決して当てはまらないと思います。

 

恥ずかしい自分ですが言います。

他人の不幸は蜜の味と言いますが、

これを願うのは絶対によくないです。

 

またこれは、私は今では、もうやめたことですから。

今は絶対にありませんし、やっていません。

ただ、まだまだ未熟だった10年前くらいです。

この会社で、毎年コンテストというのが行われていて、

全国大会で、誰が1番売るんや!みたいな

営業の1位を決める大会があるのです。

それで、完全に会社が勝負の場を作るわけです。

 

普段はフルコミですから全く別の人のこととかは、

あまり気にはならないのですが、

このコンテスト期間中だけは、

毎日、営業成績と誰が1位かみたいなのが、

朝礼とかで発表されるのです。

 

そして、私は過去何度も優勝させてもらいましたが、

この時です、ようするにライバルの失敗です。

現場アウトとかキャンセルとかあいつけえへんかなと、

願ってしまっていた自分が、やっぱりいるのです。

まあ恥ずかしいことですが、私はわかりやすいくらいの人間で、

完璧なんてほど遠いと自分で自覚してますから、

普通に願っていました。

 

それこそ今でもですが、当時からの私の営業の最強のライバルです。

京都支店の石井の健ちゃんといいます。

すごいやつでした。

私は大阪支店で、石井の健ちゃんは京都支店だったのです。

仲はめっちゃいいです。

私の1個下でお互い阪神ファンなので、

当時一緒に仕事さぼって、毎月甲子園見に行っていたのです。

 

ですから、仲は良いのですが、

コンテストでは、完全な最強のライバルなのです。

とにかく売るやつなのです。

普通にやっていたら、絶対に負けるので、

このコンテスト期間中にアポを固めたり、

アポインターを多く雇って増員したり、

あの手この手を使って、なんとか勝つかそれでも負けるかというくらい

毎回2人が、トップ争いで激戦だったのです。

 

それで2か月間に及ぶのですが、

本当に最終日くらいまで競るのです。

忘れもしないのですが、あるコンテストで、

もう本当に最終日で、数字もふたりだけが周りに比べて、

ダブルスコアくらい空けてワンツーなのです。

 

そして、コンテスト最終日です。

私が本当にたったの8万円の売り上げの差で負けていたのです。

もうウチでいったら、微差も微差です。

それで最終日にお互いにアポがあったのです。

 

けんちゃんは昼アポです。

私は夜アポだったのですが、私は絶好調だったのです。

17連続成約というので、前半こけてたのを

一気に盛り返してきていた時で、

最終日もいいアポだったので抜けると思っていたのです。

 

そしてその最終日なのです。

それが当時の私なのですが、

けんちゃん外せと思っていました。

良くないです。本当によくない。

 

昼のアポだと知っているので、

昼から私は机で何も仕事せず、

外せけんちゃん外せ!と、

もうあからさまに不幸を願っているのです。

 

それで時間がたって、そろそろ結果が出てるだろうなと思ったので、

いつもはそんな電話はしませんが、けんちゃんに電話をしたのです。

 

現場どうやったん?と。

すると、けんちゃんが消え入るような声で、

実はアポキャンなってんと言うのです。

商談の5分前くらいに先方から連絡があって、

急用で本当にゴメンと連絡があって、

商談ができなかったと言うのです。

 

もう私は「オッシャー」って会社で言っていたのです。

本当に汚い人間です。

神様ありがとうまで言っていたかもしれません。

私に最終日に劇的な逆転劇を演出してくれているのですね。

もうヒーローになりなさいといってくれているのですね。

くらいの解釈をしてそして私も現場に向かうわけです。

 

そしてその結果です。

もちろん外すのです。

めちゃくちゃアウトだったのです。

 

しかも昨日と一昨日の契約が2件連続で、

キャンセルの電話が会社にかかってきてて、

キャンセルになって、けんちゃんに結局全然負けたのです。

 

神様は見ています。

しっかりと鉄槌を下されました。

このことがあってからです。

もう絶対に不幸を願うのだけはやめようと心に誓いました。

 

これって笑い話かもしれませんが、

実はマジメな話で、脳科学的にも

他人の不幸を願うのは絶対良くないのです。

 

これは、聞いたことある方も多いと思いますが、

脳って主語が無いのです。

主語がないので要するに、

外せ!って他人の不幸を願っていても、

意識は他人に向かっていますが、

ただ脳はその外せ!という対象が

誰かという主語を認識しないのです。

 

誰に対してやと脳は認識するか、

これは自分に対してと認識してしまうのです。

それで、脳は正直ですから善悪がないのです。

良いことにも全力で動くし、

悪いことにも全力で動く仕組みなのです。

 

ですから、他人に対してのキャンセルこい!とか外せとかは、

全部自分に対して働くように作られているのです。

これを知ってめちゃくちゃ怖くなりました。

ですから、それからは他人の幸せです。

うまくいくことを絶対に願うようにしました。

誰が契約とってもおめでとう!すごいな!と絶対に伝えるようにしたのです。

絶対できるからね!という言葉もそうです。

 

こういった言葉を他人に投げかければ投げかけるほど、

実は自分が常に脳に訴えかけて刺激を与えることになっているのです。

ですから、脳科学的にも絶対に他人の不幸を願ってはいけません。

やめましょう。

他人の成功を願えば願うほど自分が成功していきます。

 

有名な話ですが、タイガーウッズは他人がパターを打つとき、

必ず入れ!と心の中で叫ぶらしいです。

私も少しでもタイガーウッズに近づけるように頑張りますので、

みなさんは大丈夫だと思いますが、

どきっとした方は私と一緒にみんなの成功を願いましょうね。

 

やめてよかったこと③二次会に行く

 

やめてよかったこと の3つ目は「二次会に行く」です。

これはやめた方が良いです。

もう社内では僕の有名なルールになっていますが、

私は絶対に二次会に行かないのです。

 

ノリが悪いやつと、言われたらそれまでなのですが、

 

ただ飲み会は大好き人間です。

今では、何年かかけて営業で部長という役職を手にしましたが、

宴会部長は、入社してたったの2週間で就任しました。

超スピード出世したくらいの人間ですから、

飲み会は今でも大好きです。

 

ちょっとコロナになって飲みに行く回数は激減しましたが、

今でも飲みに行ったら、二次会には行かないのです。

 

昔は行ってました。

20代のころは、もう朝までが当たり前という感じでした。

これは、まあ今になって気づくのですが、

めちゃくちゃ損失を起こしています。

これは、二次会三次会そこからタクシーの費用などの、

そういった損失ではないのです。

 

次の日の、営業のパフォーマンスの低下による損失です。

これに気づいたのです。

 

もうこれは、経験したことがある方がほとんどなので、わかると思いますが、

二次会三次会朝までオールなどをやっても、

社会人ですから、次の日は出社をするわけです。

ただまあグロッキーです。

目も死んでりゃ声もカスカス、気持ち悪くて朝飯も食べてないので、

昼までグロッキーで、昼からもまあやる気なしです。

 

もう売れるわけないのです。

アポも取れるわけないのです。

 

そのうえ、体調も崩します。

やはり寝不足や不規則な生活をしていたら、

わかりやすくこれが響いて、

風邪をひいたりするわけです。

 

また、1日2日の損失を起こすわけなのです。

それで、ちょっとしんどいけど行こうとしてもダメです。

 

これは営業やからなのです。

 

営業は、目の前のお客様に100%で立ち向かわないと、

契約とかアポって本当に取れないのです。

 

なぜか6割とか8割とかでは、契約は不思議なくらいとれないのです。

 

ましてや前日飲み明かしての、

グロッキー状態だと、まあ決まりません。

決まったためしがないのです。

ですから、

かなりの損失を起こしていることに、気づかされるのです。

でも、なんかノリの悪いやつになるのも嫌なのです。

そもそも私が二次会を、率先しているくらいの人間ですから。

 

でもふとあるとき、

オレなんのために会社きてんねんやろと考えたときに、

気づいたことが、

飲み会で楽しむためではないと気づいたのです。

 

飲み会を無くす必要はないのです。

楽しみを全部無くす必要はないのです。

 

ただ、体調を崩して、自分なんてフルコミですから、わかりやすい損失出してまで

行く必要はないと気づかされたのです。

 

そこからです。

腹くくって、もう二次会はいかないと決めたのです。

 

じゃあなんか朝まで行ってた楽しみがなくなっちゃうわけです。

これから飲み会に行っても、なんか満足感は少ないのだろうな、

と思っていたわけです。

 

ただ、全然そんなことは、なかったです。

 

むしろ逆に、

一次会が終わって帰っているときは、めちゃくちゃ楽しかったな~

という感じで、満足感が凄く高くなっていることに気づいたのです。

 

その理由は簡単で、

一次会だけって決めたら、もうねめちゃくちゃ楽しみます。

その一次会を、

ここしかないくらいなんで逆に楽しいのです。

圧縮されていると言いますか、

そこで気づいたのが、

 

これは私が死ぬときの名言に残していいと思っています。

 

一次会が全て。

二次会以降は単なる惰性。

 

この言葉はこれからウチに入ってくる営業全員に伝えていくはずです。

二次会以降は単なる惰性です。

 

本当にお酒好きで飲み会大好きな営業さん

1回二次会以降はやめてください。

二次会以降はもう出ないと。

そうすると、体もそこまで疲れません。

2時間制で十分です。

そこを全力で楽しみましょう。

あとは1本締めして、帰ってください。

気分も絶対良いです。

また行きたいなくらいで、ちょうどいいのです。

 

朝まで行ってしまったときの、

朝日を見てしまったときのあの後悔です。

あれはもうみんなやめましょう。

 

ベストパフォーマンスを作るのはプロの基本です。

常にハイアベレージを出す人ほど節制しています。

 

私達も、それを見習って二次会には行かない。

是非徹底していきましょう。

 

ということで二次会に参加しない

でした。

 

やめてよかったこと④同行で特別なことをする

 

これちょっとマジメな営業の話をしますが、

マネージャーの方に向けてです。

絶対やめたほうがいいことがあって、

それが、同行で特別なことをする。

これは絶対にやめた方が良いです。

 

これは昔私がやっていて、ビジネス的に大間違いなことでした。

 

これは、同行はやると思うのです。

先輩もしくは上司として仕事現場を教えるために、

部下を連れていくわけです。

 

それでこの商談の現場です。

特別なことをするマネージャーや先輩が多いのです。

私もそうだったのです。

 

これはダメです。

やめた方がいいです。

 

なぜかというと同行の正解は、

普段ロープレでやっている通りのこと、

教えた通りのことしかやっちゃダメ。

これが正解なのです。

 

それはどういうことかと言いますと、

同行の目的なのです。

同行する目的を間違っているから、

行動も間違ってしまっているのです。

 

では、同行の目的は、

 

部下の自信を育てることなのです。

部下は緊張しています。

自分も早く契約を取りたい。

一人前になりたいと同時に、自分にもできるのかなとか、

色々な感情が、新人のころは入り混じっているわけです。

 

そこで、上司としてマネージャーとしてやるべきことは、

この部下に対して、

自分もできると思わせ、

自分に自信を持たせることが同行の目的なのです。

 

これしかないのです。

 

それにも関わらず

なんか自分の信頼を獲得しようとしているのか、

要するに、オレすげえやろ!って思われる為に、

同行しているマネージャーが多いのです。

オレすげえやろって思わせて、自分のことを尊敬か信頼させて、

その後の仕事で、自分のいうことをちゃんと守らせようとしているなど

こんな感じです。

 

ですから、結果現場で特別なことをしちゃうんです。

難しそうな現場でもなんとか契約をとって、

かっこいいとこ見せようとして、

普段は使わないトークなどを、必死で繰り出していくのです。

 

そしてなんとか契約をとって、

帰り道、満面のもう純度100%のどや顔で、

「どうやったっ」というわけです。

 

「すごいっすパイセン!」となるでしょう。

それでそのマネージャーは、よし同行成功したって思っているのでしょう。

 

全然違います。

実は部下は、こう思っています。

「パイセンすげえ!」となっているのは事実です。

ただこう思っています。

 

自分にできるかな、

この人やからできるんとちゃうんかなと思ってしまうのです。

結果、

自分に自信を無くすわけなのです。

 

また普段ロープレしてること以上のことをしてたら、

オレロープレしてるけど全然だめやん

本当に契約取れるようになるには、どんだけやることあんねん…

などプレッシャーも感じます。

 

これで、完全に自信を無くします。

その結果、現場出た、取れない、まあいきなりの離職です。

自分には向いていないと思って…

というやつです。

 

こうなっている企業さんをコンサルしていて、凄く見ます。

 

これは、私もやっていたからわかるのです。

純度100%のどや顔です。

そんな時は気持ちいいです。

「乾さんってすごいっすね」と言われて、

またアホみたに、良い気分になって喜んでいるのです。

実は、ビジネス的にみたら単なるアホなのです。

実は、大間違い野郎になっていたのです。

 

そして、チーム作りがなかなかうまくいかなくて、

それを自分の同行のせいと気づかないで、

根性のないやつが悪いと思っていたのです。

最近の若い奴は、すぐにやめよるなみたいな時代のせいにもしていたのです。

 

事実は全然違います。

自分の部下の育て方を間違っていただけなのです。

 

そこからは、私は現場や同行で、一切特別なことはしなくなりました。

 

もうロープレで教えていること通りを、

同行でやるようにしたのです。

 

それで契約が取れたら部下の言うことが、

「乾さんすごいですね!」では、なくなるのです。

 

「なんていうか、なんか自分も早く現場出たいです!」

「やることやったらちゃんと契約って取れるんですね!」

と、ものすごく前向きで、自信を持った発言に変わったのです。

 

それで実際現場でも、ちゃんと自信をもって結果を出す部下が、

どんどん作られるようになっていったのです。

 

ですからこれが、同行の正解です。

 

同行は、部下育成において、ものすごく大事なツールです。

ただ目的を間違っては、逆効果になりますので、

しっかりと同行の目的とは、

部下に自信を持たせることが目的ですから、

特別なことはやめましょう。

 

ということでした。

是非明日から実践してください。

 

やめてよかったこと⑤期待すること

 

それは期待することです。

もう絶対にやめた方がいいことです。

期待とは、色々なものに対しての期待です。

 

商談だったら、

いいお客さんだったらいいなという期待から始まり

いい返事くれたら良いなという期待

今月は、あのお客さんとあのお客さんが、いい返事をくれそうだなという期待

相談したいと言われて、

奥さんが背中を押してくれたらいいな、いい返事をくれたらいいなという期待

 

会社では、

キャンペーンやって欲しいなという期待

アポもっとくれへんかなという期待

上司がこうしてくれたらいいのになという期待

部下が売り上げ作って欲しいなという期待

会社がこう変わってくれたらいいのになという期待

 

もうこれら全ての期待です。

 

絶対にやめた方が良いです。

 

理由は簡単です。

期待は裏切られるからです。

 

でも、裏切られているんじゃないのです。

自分で勝手に良い解釈をしているだけです。

こうなったらいいなと勝手に思っているだけです。

勝手に思っているだけなのに、そうならなかったら人は、

裏切られたと、そんな言い方をするのです。

勝手に期待をしておいて、その通りにならなかったら、裏切られたって被害者意識を持つ。

 

冷静に第三者ですね。

傍からみたら勝手なやつだなと思うはずです。

 

でも、当事者は被害者意識をもってしまうのです。

 

これらは全て

淡い期待からはじまっているのが原因なのです。

 

あのね、営業は全て自分次第です。

自分しか良い結果は、作れないものなのです。

 

他人が良い結果を、もたらしてくれることなんてないのです。

期待通りに動いてくれることなんて絶対ありえません。

絶対にありえないと、しっかり胸に刻んでおいてください。

 

部下が今月は絶対やりますと力強く宣言しても、

期待はしないでください。

 

やってくれたら嬉しいな、くらいで思っておいてください。

 

これは私も数々の期待をしてきて、

良かったことも、もちろんあります。

期待通りどころか、期待を超えることが起きたこともあります。

 

ただそれはラッキーなだけです。

一時良いだけで、長くは続きません。

 

ただ結局次もあるのかと期待するから、

ダメなのです。

長くは続かないので、結局悪い時期にはいってしまって、

これが1年通しての波が出てしまうのです。

最初の一喜一憂の話ではありませんが、

心の波が数字の波を作るのです。

 

そこで、この期待はしてはいけないという

根本はなんなのか。

 

これは、ビジネスの鉄則中の鉄則があるからです。

 

それは、

他人と過去は変えられません。

変えられるのは自分と未来だけです。

 

大事なことなので、もう1回言います。

 

他人と過去は変えられません。

変えられるのは自分と未来だけです。

 

これは、私の動画を見てくれている人は、よく聞いているでしょう。

「あっ乾さんまた言ってる」くらいに聞いているでしょう。

 

何度も言い続けます。

自分に対しての戒めでもあります。

 

結局のところ

自分の可能性以外のものを期待したところで、

コントロールできないのです。

絶対に、他人の結果やほかのものの結果を期待しても、

変えられないのです。

 

もう任せるだけで、いい結果になるか悪い結果になるかは、

自分ではコントロールできません。

 

なので、コントロールできないことを変えようとすることが、

1番のムダな行為です。

絶対に変えられないからです。

変えられるのは自分だけなのです。

 

なので、自分が変わることなのです。

自分が変わると、周りが変わるのです。

それで周りが変わるから、

たくさん自分に良いことが返ってくるのです。

 

これが絶対の法則です。

1年後も10年後も100年後も変わらない真理と言い切っておきます。

 

ですから、他人を変えようとしていませんか?

そしていつか変わるだろうと期待していませんか?ということです。

変わりません。

何度も言います。

他人と過去は変えられないからです。

変えられるのは自分と未来だけなのです。

 

ですから、自分が変わりましょう。

必ず、周りが変わってきます。

そして得たいものを、得ることができます。

これの連続が成功と言われるものなのです。

 

ですから、みなさん私に対して戒めでも言いますが、

期待はしないことです。

会社でなんかやってほしい。

上司になんか変わってほしい。

部下のモチベーションが上がってほしい。

お客さんにいい返事をしてほしい。

 

こういう期待は、一切やめてください。

自分がやるのです。

これができるようになると、ストレスがなくなります。

あのお客さん決まるかなっていう期待をやめて、

また次頑張ろうって思った方がストレスがないです。

またいい結果を作っていきます。

 

ですから、期待はやめましょう。

他人と過去は変えられません。

変えられるのは自分と未来だけです。

 

ということでした。

 

今日伝えた5つは本当にやめてよかったなと実感しますし、

みなさんもやめたら実感します。

 

さらっとまとめますが、

一喜一憂すること、他人の不幸を願うこと、

二次会に行くこと、同行で特別なことをすること、

期待することでした。

 

是非すごいことをやるよりも、

まずはやめた方がいい5つです。

必ず結果で返ってきます。

 

ということでした。

 

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