あなたは営業中にマイナス思考に襲われることはありませんか?
放置すると最悪の場合、
早期退職や精神がやられてしまうこともあり得ます。
そこで今回は即決営業のトップセールスマンの
立見が対処法を詳しく解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください!
こんにちは。
営業コンサルタントの立見です。
皆さん、営業していたら
めちゃくちゃ虚しい気持ちになることありませんか?
私自身も営業活動の10年間で
飛び込み営業とかテレアポもやってきましたが
「なんで俺はこんな飛び込みしているんやろ?」
「何のために、こんな必死になって電話しているねん」
と、虚しさにおそわれた経験があるんですよ。
テレアポしてるとき、
周りに同僚とか上司とかいますけど、
なんかこの世界に1人ぽつんと取り残されたような
そんな感覚に何度も襲われたことがあるんですね。
たぶん今必死にテレアポしている営業マンとか
飛び込み営業している営業マンのかたは
共感していただけると思うんですね。
多くの営業マンにとって
目標達成に向かっている瞬間というのは
めちゃくちゃストレスがかかって
何度も断られていると虚しくなったりするんですよね…。
慢性的なストレスや疲労感
それに伴っての体調不良やメンタルの浮き沈み。
常に抱えるプレッシャーで休日も営業のことを考えてしまって、
休日のプライベートの時間も来週の営業活動のことを考えてしまう。
こうなると、せっかくの休日すら
楽しめなかったりするわけなんですよ。
我々営業マンは毎月の目標数字のプレッシャーに
押しつぶされそうになりながら
目標達成のために、必死に数字を追い続けるわけなんですね。
入社した会社では右も左もわからず
テレアポ、飛び込み営業で何百件も断られて、
目標を達成できずに会議で馬鹿にされたり、
悩みを1人で抱えてしまったり。
だから、その孤独感や虚しさを紛らわすために
群れちゃったりするわけなんですね。
我々営業マンは「孤独感」に
打ち勝たないと目標の達成はできません。
そして今回は
「なぜ我々営業はこの孤独が襲ってくるのか」
を解説していきます。
原因が分かれば対処もできます。
「営業で頑張っていて、孤独の真っ只なかにいる営業マン」
「1人虚しくなっている営業マン」
「なぜ孤独になってしまうのかその原因を知り、対処したい営業マン」
必見の内容になっておりますのでぜひご覧ください。
営業マンが孤独になる原因①ゴールのない競争
それでは早速1つめの原因ですが、
「ゴールのない競争をしている」からです。
あの『羅生門』で有名な日本の小説家の芥川龍之介が
人生のことを「狂人の主催したオリンピックである」と
言ってるんですね。
オリンピックというのは,
競走で金メダルを取るためにみんなで競争し合って、
マラソンなんかでも選手が走っている横で
観客たちが各国の旗を振って
自分の国の選手をみんな応援してますよね。
競争って抜かしたらみんな褒めてくれるんですけど
抜かされたらみんなに
「やっぱりあいつはアカンかったか」って
貶(けな)されていくわけなんですね。
抜かしたらみんなが褒めてくれるから頑張る。
そう周りに煽られて「他の人よりも速く走りたい」と
そう願うわけなんです。
なぜ芥川龍之介は
「狂人の主催したオリンピック」に例えたかと
いえば、「そこにはゴールがない」からなんですね。
「ここまで行ったらここがゴール」「このために走ってきたんだ」
っていうものがどこにもない。
まるで、ゴールのないマラソンを走っているようで
周りからは「頑張れ」と応援されて、走り続けているようなものだと。
だから「狂人の主催したオリンピック」と、人生をこのように例えたんですね。
芥川龍之介自身もこの言葉を残して、
そのあとに自ら命を絶っているそうなんです。
我々営業マンもメダルとか
そういうものはないんですけど、
オリンピック選手のように競争していますよね。
トップになるためにみんなしのぎを削って
目標を達成するために頑張ります。
でも、トップは1人しかなれないですし、
目標を達成できる人もごくわずかなんですよ。
我々営業マンはノルマを達成できたり
トップを取れる瞬間が訪れたら
一時の達成感はあるんですけど、そこがゴールではないんですね。
ゴールしたと思ったら
もう翌月には新しいノルマが降りてきて、また営業活動がはじまります。
「どうやれば今月の営業ノルマを達成できるのか」
と、またノルマ達成のために走り出します。
そして、
「またノルマ達成できた」「達成できなかった」「トップが取れた」
また会社のなかでは誰が出世するのかしないとか、
そういったことでまた競争がはじまると
どこまで行ってもゴールがないわけなんですよ。
気持ちの糸がぷつんと切れてしまい、いきなり退職するようになったとか
シャレにならない終わり方をするのが、我々の営業人生にはついてまわります。
体を酷使しながら一生懸命頑張って走り続けたその先で
突然退職することになれば
「一体、何のためにここまで頑張ってきたんだろうか…」
と思いますよね。
まさしくこの状態が
「狂人の主催したオリンピック」なんですけど
それでも、やっぱり走らされてしまうのが、我々営業マンなんですね。
「我々営業はゴールないマラソンを走っている」と、理解したうえで、
「この目標が達成されれば周りが応援してくれる」「このノルマを達成しないと怒られる」
そんなことに心を惑わされずに、自分のやるべきことに集中していきましょう。
我々営業マンは周りと競っているものの、最後は自分との闘いです。
「自分自身が納得できるくらいに頑張った」そう思えたならそれでいいんです。
そうすれば孤独感からは解放されますし、自分のやるべきことに集中できます。
「自分自身が納得するまで努力をする」
月末に振り返ってみたら「今月は俺頑張ったな」って
自分自身に100点をつけられるような営業マンになっていきましょうね。
営業マンが孤独になる原因②自分の足で進み出したから
それでは、2つめの原因は
「自分の足で進み出したから」です。
営業マンは「自らの意志で突き進んでいこう」と
決意すると必ず孤独になるんです。
我々営業マンが「孤独やな」と思うのは
自分の目標に向かって進み出すことを
決意したからなんですね。
これって、みんなと一緒に歩いていたら
孤独ではなくなるわけなんですよ。
例えば、会議で1番力を持っている人の意見に
「そうじゃないんやけどな」って心のなかで思っても
「〇〇さんはどう思う」って聞かれたら
「私もそう思います」って同調しますよね?
もし「その意見は、違いますね」って
自分のまともな意見を言ったら、角が立ちますからね。
私も昔、経験があって、
何ヶ月も会社の売上が達成されてないから
緊急会議と題して売上アップを図ろうと
営業メンバーが集まったときがありました。
その会議のなかで役職が1番高い上司が
「いつものお客様のところに行って、また新しい提案しよう」って
その案が決まりかけたわけなんですよ。
しかし、私が
「同じお客様のところに行って何提案するんですか?」って
「そうやっていつもと同じやり方なんで、
もっと新規のお客様取っていきましょう」って言いました。
そしたら上司が
「既存のお客様のほうが信頼あるし、提案も受け入れられやすい」と
おっしゃられました。
私も「また1からお客様を獲得できれば
長い目で見ると新しい売上が構築できるじゃないですか」と
こんな感じで、険悪なムードになったんですね。
ちょっと言い争いっぽくなりましたけど、1番強烈にインパクトを受けたのが
「もう 回れるところないから、どこ回れるか探してから意見してこい」
の発言でしたね。
恥ずかしい話、私も当時若かったので、かなり頭にきてました。
その言葉を言われた瞬間、めちゃくちゃ冷静になれたんですね。
お互い本気で数字を上げたいという思いが強かったので、
私自身「新しい顧客を探すのが我々営業マンの仕事やろ」
と思ったわけで、「探してこい」って言われた瞬間、
怒りもサーって引いたんですね。
それでよく周りを見たら役職高い上司の意見に「一旦同調しておこう」。
そんな雰囲気でしたね。
そりゃ上司の意見に従ったほうが角立たないですし
既存のお客様は自分を温かく迎えてくれます。
わざわざ必死になって、嫌な顔される新規営業もしたくないですし、
いつものやり方を変えたくないわけなんですよ
「この人のほうが権力が強い」
「一旦そっちに同調しておこう」
「この人に嫌われてしまったら、次は自分がターゲットにされてしまう」
こういうのって、よくありますよね。
つまり、
「いや、それはちょっとおかしいでしょう」と自分の意見が言える人が、
「自分の足で歩いている営業マン」ということ。
自分の意見を持って進んで行くのは、本当に難しいことなんです。
しかし、営業の目標を達成している人というのは
少数派なわけなんです。
もし「俺の会社は達成している人が多いよ」って
人がいるなら、それはその目標がそもそも低いか、
よっぽどサービスや商品が今の時代にマッチしている
恵まれた環境の可能性が高いです。
そもそも、みんな達成していたら、それは目標ではありません。
つまり、高い目標を達成できている営業は、少数派にならないとおかしいです。
孤独に耐えきれず、多数派に属すれば、目標達成を諦めることになります。
群れているときって、めちゃくちゃ安心するんですけど、
傷をなめ合っていても、成長にはつながらないからです。
まずは「こっちのほうが理にかなっている」と
思っているのであれば、自分を信じてやってみましょう。
なぜなら、もし失敗しても
「また改善しよう」と思えるからですね。
周りと同じようなことをしていれば、周りと同じ結果が待っています。
営業していて孤独になったり、虚しくなってきたら
それはポジティブな出来事やと考えていきましょう。
孤独が襲ってきたら
それは、自分の足で進み出した合図です。
もしかしたら、それが目標を達成して、
あなたがトップセールスになる前触れかもしれません。
だから、孤独感をネガティブなものと捉えず、前向きに営業しましょう!
営業マンが孤独になる原因③孤独感とは単なる感情反応
それでは最後に3つめの原因ですが
「孤独感とは単なる感情反応」です。
人間は進化の過程で1人になると
生存確率が下がるので1人にならないように
脳にアラート機能が備わっています。
もともと人間というのは、天敵に襲われたらあかんから
群れの中で集団行動をしていたんですね。
そのアラート機能が「孤独・寂しい」という感情で、
脳のなかに孤独を感じる部位である背側縫線核(はいそくほうせんかく)
という、神経細胞が活発化することで、この孤独感が襲ってくるんですね。
しかし、昔よりも生活環境がガラッと変わって
必要のないところで、このアラートが鳴ることがあります。
つまり、孤独感というのは脳の特定部位が活性化することで
起きる感情反応に過ぎず、そのアラートが鳴ったからといって
自分が本当に孤独な状態とは限らないということが言えるわけなんですね。
私もそうやったんですけど、
夜遅くまで1人で飛び込み営業していたら
急に漠然とした孤独感に襲われたことがあったんですよ。
このとき、社会から孤立していると感じるかもしれませんが、
それはただの脳の誤作動で、現代では必要がない感情なんですね。
孤独感を感じたときは
「脳の孤独スイッチが押されて警報アラートが鳴ってうるさくなっているな」
「時間が経てばそのうち鳴り止むやろう」と考えてみることは大切なんですね。
孤独感は単なる感情反応と捉えることができれば、
不必要な孤独感や寂しさに振り回されなくなります。
孤独感というのは没頭すれば没頭するほど
起こらない感情なんですね。
例えば、好きなゲームを熱中しているときとか
営業でもめちゃくちゃ頑張って集中して
ワクワクしているときとかって
こういった寂しいとか孤独やなという感情は襲ってこないです。
営業中に1人でいるとき
「寂しい」とか「孤独感」を感じたら
それって今ここに集中できていない状態なので
もっと営業に夢中になって没頭していきましょう。
今回は「群れない勇気 営業はしているとなぜ孤独になってしまうのか」
というテーマについてお話しさせていただきました。
最後にもっと大事なことをお伝えすると
結構営業っていうのは地味で孤独でメンタルの戦いばかりです。
小さなことを毎日積み重ねるしか、
我々営業マンの成功ってないと思っているんですよ。
だから、孤独が襲ってきても負けずに戦ってくださいね。
そこで負けずに努力できれば、
絶対に営業成績の飛躍につながります。
私も10年以上営業してきて、あくまで私なりに
この孤独な毎日を日々戦ってきて、誠実にコツコツやり続けたら、
営業という世界でわかりやすく結果が出ました。
ぜひ成功のために粘り強く頑張って
何度も立ち上がってスタートしていきましょう!
それでは本日の話をまとめますと
今回は「営業をしているとなぜ孤独になってしまうのか」
というテーマについてお話しさせていただきました。
孤独になってしまう原因を3つの観点からお話ししました。
1つめの原因が「ゴールのない競争をしているから」。
2つめが「自分の足で進み出したから」。
3つめが「単なる感情反応だから」です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
本日は以上になります。
株式会社即決営業コンサルタントの立見でした。
我々株式会社即決営業では、
様々な形で営業マンの方にお力添えをしております。
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