この世の中には売れる営業マンと売れない営業マンがいますが
両者の違いはどこにあるのでしょうか？
今回は売れない営業マンが勘違いしがちなことについてお伝えします。
売れない営業マンが勘違いしている3つのこととは
株式会社即決営業、営業コンサルタントの立見です。
突然ですがこの世には、「売れる営業マン」と「売れない営業マン」がいます。
「売れる営業マン」と「売れない営業マン」ですが、
両者には一体、どんなちがいがあるのでしょうか？
「なぜか自分だけ成果が出ない・・・」
「営業の成功パターンがつかめない」
「なんでアイツは売れていて、自分は売れないのか全然分からない！」と、
悩む営業マン必見！
「売れない営業マンが勘違いしている3つのこと」をお伝えします。
今回の記事を最後まで読んでいただければ、
「売れない営業マン」が陥りがちな勘違いが分かります。
普段気づかないような自分の勘違いに気づくことができて
その勘違いを改善していけば、あなたはもう売れる営業マンです。
今回も、有益なノウハウをしっかりとつかみ取ってくださいね。
売れない営業マンが勘違いしていること①商品が売れないと勘違い
売れない営業マンが勘違いしていること、
1つ目は「商品が売れない」と勘違いしていることです。
売れない営業マンは、
「売れない原因はこの商品の認知度が低いから」
「このサービスのスペックは他社より劣ってるから売れない」
このように、売れなかった原因を商品のせいにしてしまっているのです。
例えば、上記のような売れない営業マンに、
非の打ち所がない「業界No1の商品」を仮に売っていたとしてもです。
それでも、きっと売れないでしょう。
答えは至ってシンプルで『営業力を磨いていないから』です。
自分の営業力が足りないのに、商品のせいにしてしまう。
・お客様を買いたく思ってもらえるようなプレゼン
・お客様のニーズをつかむヒアリング
・任せてもらえるような話し方
など、挙げればキリがありません。
営業力も磨かずに「経験を重ねればそのうち売れる」と思っている
その傲慢な性格が災いを呼んでいるのです。
私も日々、コンサルで様々な営業マンとお話をしていますが、
売れない営業マンに多いのが、根拠のない自信を持ってしまっているパターンです。
営業本などには「根拠のない自信が大切」と書いてあるが、
そんなことだけで売れるほど営業の世界は甘くありません。
パッと一瞬、一時期だけ売れても、
「自分はまだまだの営業マンだ」と言い聞かせないと、
あっという間に売れない営業マンに逆戻りです。
根拠のない自信ももちろん大切ですが、
根拠のない自信だけで「そのうち売れるやろ～」と、
営業力も商品知識も磨いていないのは論外です。
それなら自信はないけど一生懸命、自己研磨に励む
営業マンの方がきっと伸びてきます。
例え商品の質が悪かろうが、商品のせいにしては絶対にいけません。
あなたが商品の質を嘆いたところで商品の質は良くなりません。
逆に、営業力を磨けばきっとその商品も売れるようになってきます。
売れる営業マンならきっとその商品をどうやって売れるかを考えて、
きっとバンバン売ってくるでしょう。
もし、少しでも商品のせいにしてしまっているのであれば、
今日から改善して営業力を磨いていって下さいね。
売れない営業マンが勘違いしていること②商品が高いと勘違い
売れない営業マンが勘違いしていること、
2つ目は「商品が高い」と勘違いしているということです。
売れない営業マンって、自分の売っているものが
「高い」と勘違いしています。
例えば、
「月々4万円って高いから無理にすすめたら悪いかな」
「総額100万円もするし高い買い物だからちょっと悪いかな…」
「これってこんなに高いけど本当に必要な商品なのかな？」
このように、売れない営業マンは商品が高いと勘違いをしています。
営業マンの主観などは必要ないのです。
「営業マンがどう感じるか」ではなく「お客様がどう感じるか」が大切です。
トップ営業は「高い！」と思われがちな商品でも売り捌きます。
売れない営業マン自身が取り扱う商品に対して、
「高い」と思っているのに対して、売れる営業マンは
そもそも取り扱う商品を高いとは思っていないのです。
つまり、売れない営業マンは自分の物差しで、
商品を高いと勝手に判断してしまっているのです。
明日の営業活動からは自分の判断軸で商品が高いと思うのはやめましょう。
あなたにとっては高いかもしれませんが、お客様も高いと思うかどうかは別の話です。
是非、気をつけてくださいね。
売れない営業マンが勘違いしていること③そのうち売れると勘違い
売れない営業マンが勘違いしていること、
3つ目は「そのうち売れる」と勘違いしているということです。
売れる人と売れない人の差は一体何だろうか。
能力の差も多少あるかもしれませんが、一番の原因はそこではありません。
一番の原因は、そのうち売れると思っているところです。
そのうち売れると思っている営業マンは努力をしません。
そのうち売れると思っているから商談を失敗しても悔しくないし、
ノルマが未達成だったとしても、そのうち経験を重ねれば
そのうち目標も達成するだろうし、今の問題も解決できるはずと勘違いしています。
私も恥ずかしい話、営業駆け出しの頃に
トップセールスの方にいつも言われてました。
「立見君、営業の年数って関係ないよ」と。
私も駆け出しだったので、経験を重ねれば売れると思っていました。
おそらく、そういう態度が出ているのに気づいて
そのトップ営業は私にそういう言葉をかけていたのだと思います。
「そのうち売れる」と考えているときは、
不思議とノルマを達成していなくても悔しくないのです。
そのうち達成もするし売れると思ってたから。
ですが、この悔しいという気持ちが湧いていなかった頃は
本気で営業というものに向き合っていなかったのです。
振り返ってみると部活動などでもそうですよね。
私も高校でサッカーをしていたのですが、3年間死ぬ気で練習をして、
最後の大会で負けた時は本当に悔しかったのです。
一緒にやった仲間も本当に悔しそうでした。
これを遊びでやっていたら、
多分悔しいという気持ちも湧いてこなかったと思います。
3年という期間で全国大会を目指してやっていたからこそ、
上達もしましたし、負けたら本気で悔しかったんですよね。
あなたは営業人生で一回は泣けるほど、
悔しい思いをしたことはありますか？
おそらく学生の時だけではないですか？
もし営業で、今あなたがめちゃくちゃ悔しい思いをしているならば、
まもなくあなたはブレイクします。
なぜなら、泣けるだけの努力を重ねることは、
極少数の営業マンしかできないからです。
あなたの周りの営業マンを一回見渡してください。
傷つくことを言われて泣いている人はいるだろうが、
ただ、努力して努力して上手くいかなくて、
泣けるほど悔しい思いをしている営業マンはきっと少ないはずです。
努力ができることが、営業マンにとって一番の才能です。
努力を才能と思わず、努力をやめる人をたくさん見てきました。
結果とは、徐々に出るものではなく、
ある時、急に成果が出るものなのです。
今、結果が出ていないなら「そのうち売れる」と勘違いをせず、
今「売れていない」自分に悔しさを持っていきましょう。
その悔しさが努力するエネルギーに変わるからです。
売れている営業マンはわざわざ裏で
「こういった努力をしている！」など、口には出しません。
成果を出す人は、陰で何度も失敗して、悔しい思いを他の誰よりもしています。
虎視眈々と成果を出すために、考えているのです。
今、なぜ売れていないかを真剣に考えれば、
失敗が、今あなたに必要なことを教えてくれます。
いかがでしょうか？
今回は「売れない営業マンが勘違いしている3つのこと」についてお伝えしました。
本来、営業という仕事はただノルマに追いかけられるだけの
しんどい仕事ではないはずです。
もし今のあなたが「なんで売れてないんだろう」となっているのなら、
それは、意識するポイントがズレているサインかもしれません。
今回の売れない営業マンが陥りがちな勘違いに1つでも当てはまっているなら、
今からでも改善していってくださいね。
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