メンタルが弱くなる原因３つ

メンタルが弱くなる原因とは

 

株式会社即決営業の乾です。

今回の記事はメンタルが弱くなる原因ということでお伝えします。

たまに話すマインド編ですが、マインド編は気合いが入ります。

まず、このメンタルという言葉は、もう営業をやっていて避けられないですね。

営業において大事なものは3つです。

 

営業において大事なもの①知識

 

1つ目は知識です。

脳科学や心理学をしっかりと学ぶことです。

それが契約に繋がるので、しっかりと勉強をしないといけません。

私はよく言いますが、医者になるには医学を学ばないとダメです。

弁護士になるのであれば、法学を学ばないとダメです。

そこで、営業はそれらの専門職と同じく立派な専門職なのです。

 

営業は学んでいなくても勝手に営業はできます。

ただトップセールスになるには脳科学と心理学です。

これを学ばないといけません。

ですから、まずは知識です。

 

営業において大事なもの②技術

 

2つ目は技術です

その知識を知っているだけではいけません。

それをしっかりと形にするという意味で、技術の習得が必要です。

例えばバタフライの泳ぎ方の知識だけでは泳げません。

その知識を技術という意味で泳ぐ練習が必要ですね。

ですから、知識と技術は連動して初めて結果が出ます。

 

営業において大事なもの③マインド

 

3つ目はマインドです。

いくら知識と技術を持っていても、

このマインド、メンタルとこの場では言い換えますが、

メンタルが弱っていたりすると、結果これらの知識や技術は活かせません。

 

ですから、営業の世界ではメンタルが大事と言われるのは、

まさにその通りだと私自身も思っています。

そこで、よく営業の世界でメンタルを強くしようと言いますが、

これはメンタルを強くするよりも、もっといい方法があるのです。

 

それが今回のテーマなのですが、メンタルを強くするよりも、

メンタルが弱くなることをやめましょうということです。

実はこっちの方が断然簡単で効果的なのです。

ダイエットとかもそうなんですよね。

痩せるために運動するとかきついことするよりも、

太ることをやめる方が断然効果があるのです。

 

健康もそうで、健康にいいことを新しく始めるとかよりも、

健康に悪いこと、例えば暴飲暴食するとか、

喫煙するとかお酒を大量に飲むとか、

こういったことをやめる方が断然効果的なのです。

 

そういった意味でも、メンタルも一緒なのです。

メンタルを強くするために新しいことにチャレンジすることも素晴らしいですが、

ただ、まずはメンタルが弱くなることをやめましょうねということなのです。

 

ですので、今回の記事はメンタルが弱くなってしまう原因について

お伝えさせていただきます。

実際に自分がメンタルが弱いなと思っている方は、

絶対にこの3つのどれかやってしまっているはずですから気を付けてください。

 

メンタルが弱くなってしまう原因①他人と比べてしまう

 

メンタルが弱くなってしまう原因1つ目は、

「他人と比べてしまう」です。

他人と比べると、実はメンタルは弱くなるようになっていると、

もう科学的にも実証されているのです。

 

そもそも論ですが、営業ですからやはり比べるのは当たり前だと思います。

私もよくトップセールスを目指しましょうと言っていますから、

トップセールスとはまさに他の営業と比べた結果ですから、

比べるのは当たり前なのです。

ただ、それはあくまで結果論であってください。

 

メンタルの面から考えたときは、まずは自分で立てた目標、

この目標に向けて1か月間ひたすらやり切るだけなのです。

こちらの方がメンタルが弱くならないどころか、

科学的にもメンタルは強くなることがはっきりと証明されています。

 

これはアメリカのスタンフォード大学で行った実験でして、

学生たちを対象に色々なスポーツや勉強など、

あらゆる点において自分の目標だけを考えて進めさせたケースと、

常に他人の数字と比較させながら進めさせたケースの場合、

どういった心理状況だったり、どんな結果が得られたかという実験なのです。

 

そうすると、他人と比べるのではなく、

自分の目標に対して何が足りないか、

何が必要かと向き合わせたグループの方が断然結果も良かったのです。

その結果が良かった理由がメンタル状況です。

これがとても安定していたからという結論だったのです。

 

実際、他人と比べるのではなく、自分の目標に対して向き合った結果、

まず自制心が強くなるという結果、そしてメンタルが強くなる。

他にも自信が高まり平常心でいられる割合が多かったり、

またストレスが減るなど、明らかにポジティブな結果がたくさん得られたのです。

そして結果も良かったということです。

 

ですから、営業という世界は常に他人と数字を比較されますし、

自分でも比較してしまうと思います。

まだ、月初めなのにあの人はもうあんなに数字を出しているだとか、

このままだったら今月はトップ3から落ちてしまうかもしれないですね。

他には上司から、〇〇君はもうこんなに数字出しているのに君はどうなんだ？

この数字はなんだ？とか色々と比較をされてしまうのは事実です。

 

ただ、それらを言われても気にしないのが1番なのです。

自分には自分の目標があると、それを達成することが

何より大事なんだと言い聞かせてください。

 

ウサギとカメの話はご存じですね。

あの話から学ぶべき教訓は何かというと、

まさに世の中の全ての営業が学ぶべきことで

それは何を見ているかの違いです。

 

ウサギは何を見ていましたか？カメを見ていました。

カメはどこにいるか？カメはまだまだ後ろだな、

そうして寝たり怠けたりするわけです。

 

ただカメは何を見ていましたか？

そうです。ゴールしか見ていません。

ウサギすら目に入っていません。

ウサギに声掛けしないずるい奴とか、そんな考えもあるかもしれませんが、

そんなウサギなんて視界に入っていないのです。

 

ゴールしか見ていないのです。

ですから、あきらめずにゴールをしたのです。

そこで結果論なのです。

結果、ウサギに勝っていたというだけです。

 

それと一緒で、しっかりとカメになりましょう。

ウサギが前にいるとか、後ろにいるとか、

そんなことは気にしないでください。

 

まずは、あなたが立てた1か月の目標です。

これだけを見て今の数字と目標を比較して、

何が足りていないか、何をしないといけないのか、

ここと向き合うことです。

 

そうすることでメンタルが弱くなることはありません。

むしろメンタルが強くなります。

ぜひ他人と比べずにカメになってゴールを目指しましょうということでした。

 

メンタルが弱くなってしまう原因②自分のために営業をやる

 

メンタルが弱くなってしまう原因2つ目は、

「自分のために営業をやる」です。

これはメンタルを弱くします。

これは営業の世界でよく一般的に言われる、

お客様目線でお客様のためにやりましょうとか、そういった視点ではありません。

 

どういうことかと言いますと、先ほどの話でいう自分の目標です。

自分の目標は誰のためにやっているのかということです。

例えば、月収100万稼ぐとか、トップを取るとかですよね。

これを誰のためにやるのですかということなのです。

これを自分のためにやっていたら、実はメンタルは弱くなります。

 

なぜなら、人は自分に甘いのです。

自分のためにそんなに実は頑張れないのです。

すぐに諦めてしまうといってもいいでしょう。

そこで、その甘くしてしまったり、諦めてしまったりすると、

「あ～自分ってやっぱりダメだな」となり、

これがメンタルをまた弱くするのです。

 

では、どうしたらいいのか？

これは大事なのでしっかりと考えてください。

大事なことは「あなたが目標達成した時誰が喜んでくれるんですか？」ということです。

これを絶対に忘れてはいけません。

 

ちょっと考えてみてください。

自分が何か目標を達成した、その結果給料が上がったとか、

昇進したとか、自分のやりたいことができるようになったとかです。

そうなったとき誰が本当に喜んでくれるかということなのです。

心から良かった！おめでとう！と喜んでくれますか？

 

例えば、私なら家族です。妻や両親ですね。

絶対によかったやんと喜んでくれます。

そこで、これは私の話で恐縮ですが、私の祖母です。

もう亡くなって5年が経ちましたが、私は本当におばあちゃんっこだったのです。

 

親が共働きだったのでおばあちゃんがよく保育園に迎えに来てくれたり、

また晩御飯作ってくれて食べさせてくれたり

また昔、子供のころ耳が悪かったので、

毎週水曜日に病院に連れて行ってくれていたのです。

 

これは当時ですが、毎週水曜7時からドラゴンボールがアニメでやっていたのです。

それを病院で毎週見ていたのをすごく覚えています。

 

もちろん今、おばあちゃんに会うことはできませんが、

何か私が達成した時とかおばあちゃんが頭に浮かぶのです。

良かったねといつも変わらない笑顔で喜んでくれるのです。

すごい勇気をもらえます。

 

みなさんも考えてみてください。

絶対にあなたの目標達成を心から喜んでくれる人がいるのです。

そこで、その人のためなのです。

その人がいるからあなたじゃないとダメなのです。

あなたが成功しないといけない理由は、その人達がいるからです。

 

当たり前ですが、他人が成功しても意味がないのです。

例えば、同僚が成功したとしましょう。

その人達に同僚が成功したよ！と報告をしたところで、

同じくらい喜んでくれるわけはないのです。

あなただから喜んでくれるわけなのです。　

最初の話に戻りますが、そういった意味でその人達です。

あなたにとって大事な人達のために営業を頑張ってくださいということです。

その人たちの存在を忘れてしまっていないですか？ということなのです。

自分が成功して、自分が喜んでいる姿しか考えていなかったら、

それは実はうまくいきませんよということです。

 

なぜなら、人は先ほどもお伝えしましたが、自分には甘いのです。

どこかで自分で自分を納得させてしまったり、諦めさせてしまうのです。

テレアポをしていて「もう今日はがんばったからええか」とか、

商談で「ここまでやってお客さんやってくれないのだったらもういっか」とかです。

すぐに諦めてしまいます。

 

ただ、その人たちのためだったらもうちょっと頑張れるはずです。

例えば、ちょっとイメージしてください。

ビルとビルの屋上に50センチくらいのまあ板があるとしましょう。

道としてくださいね。

そして、雨はザーザーです。風はビュービューです。

もちろん落ちたら死にます。

 

渡り切ったら1000万円と言われて挑戦しますかということです。

想像だけだったら、挑戦するかもみたいな人がいるかもしれませんが、

実際の場面になったらいくら1000万貰えるといっても、

ほとんどの人は挑戦しないでしょう。

なぜなら自分の命は1000万以上の価値があると無意識で分かっているからです。

 

ただ、もしその道の先に自分の大事な人がいたら。

例えば、私だったら娘がいて強盗犯につかまっているとしましょう。

そこで強盗犯が言うのです。

「あと1分以内に渡り切らなかったらこの娘落とすね」と言われたら

どうしますかということです。

 

絶対に行きますね。

自分の命を顧みず行くはずです。

これはみなさんも大切な人がもしそんな状況なら行くはずです。

 

これが答えなのです。

実は人は自分のためにはそこまで頑張れないのです。

ただ大切な人のためには頑張れるのです。

ですから、皆様は自分のために営業していますか？

大切な人を忘れていませんかということなのです。

 

自分のためだけにやっていたら、

先ほどの話では、すぐに諦めたりやめてしまいます。

そこで、その行為が自分を責めてメンタルを弱くしてしまうのです。

 

ですので、毎日毎日の営業活動でしっかりと意識をしてください。

その人たちのためにも営業を頑張るんだと言い聞かせてくださいね。

必ずあなたの力になります。頑張りましょう。

メンタルが弱くなってしまう原因③どうにもならないことで悩む

 

メンタルが弱くなってしまう原因3つ目は、

「どうにもならないことで悩む」です。

これをやっていたらメンタルは弱くなります。

メンタルが弱くなる典型的な習慣と言っていいでしょう。

 

メンタルが弱い人の特徴で、分かりやすい共通項になっていますね。

メンタルが弱い人は本当にどうにもならないことで悩んでいるのです。

悩んだところで解決しない。

悩んだところで何も変わらないことで悩んでしまっています。

それをまずやめましょう。どうにもならないことはどうにもなりません。

 

これは本当にメンタルにおいて大事なことなので、

今から3回言いますね。

しつこいと言われても大事なことなので3回言います。

心を込めて3回言います。胸に刻んでくださいね。

 

それは、

 

他人と過去は変えられません。

変えられるのは自分と未来だけです。

 

他人と過去は変えられません。

変えられるのは自分と未来だけです。

 

他人と過去は変えられません。

変えられるのは自分と未来だけです。

 

しつこいですね。自分で言っていて感じました。

 

ただ、これは1000年前から言われていますし、

また1000年後も言っているのです。

他人と過去はどうにもならないのです。

 

例えば、会社がこうなってほしいとか、もっと良い商品を作ってほしいとか、

上司にもっと励ましてほしいとか、上司がちゃんと営業を教えてくれないとか、

また部下が言った通りにしてくれないとか、部下がすぐにやめてしまうとか、

家族は応援してくれないとか、全部悩んだところで無駄です。

結局あなたが変わらないと変わりません。

あなたが変わるから周りが変わるのです

 

変えようとしてもムダです。

できることは、自分を変えることです。

これしかできません。

ですから、自分のできることを考えてください。

できない理由を考えても一生成功しません。

 

これは脳科学でもはっきりと答えが出ています。

脳には実は答えを探し続けるという習性があるのです。

 

例えば、誰かと芸能人の話をしていたとしましょう。

そしてあの芸能人の名前ってなんだっけ？

あ～なんだっけな～ということがあったとして、

その時は答えが出なかったと、意識も全くなくなったと、

それから家帰ってお風呂に入っていたら、突然意識もしていないのに、

「あっあの芸能人の名前は何々だ！」と、閃くことはありますよね。

 

あれは実は脳の仕組みなのです。

脳は実は一度考え始めたら、それを答えが見つかるまで

探し続けるという習性があります。

ですから、その時の意識はしてなくても、

突然思い出すのはそういった仕組みから来ているのです。

 

そこでこの仕組みなのです。

この仕組みがあることを知ってほしくて

答えが出ないことであっても探し続けるのです。

 

例えば、

俺ってこの先どうなるんだろうとかですよね。

これって答えは出るんですかということですが、出ないですよね。

でも脳は探し続けちゃうのです。

そうやってどうにもならないことを考えても、

仕方のないことをたくさん考えたり悩んでしまっていたら、

脳がずっと忙しくしていく状況になるのです。

 

携帯でいうと、使っていないアプリが

裏でずっと動いていて携帯が重くなる現象です。

充電もすぐになくなりますよね。

それと一緒で、脳が疲れるのです。

結果、鬱とかになっちゃうのはこういった仕組みなのです。

 

ですから、どうにもならないことで悩んでいたら、

理由が分からないしんどさに包まれます。

これがメンタルをかなり弱くします。

ですので、何度も言います。

どうにもならないことはどうにもなりませ。ん

他人と過去は変えられません。

 

そんなことで悩まないでください。

自分のできることです。

自分が変わることを考えてください。

そうすることで未来は必ず変わります。

頑張りましょう。

 

自分を変えるということは、しんどいことだと思います。

他人のせいにした方がその一瞬は楽でしょう。

ただ結果、あなたを苦しませます。

そうならないためにも、どうにもならないことで悩まないでください。

 

必ずあなたはできます。

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